• 更新日:2019年10月6日
  • 公開日:2014年2月24日


34位:島津珍彦

島津珍彦と薩摩藩兵(珍彦は写真中央、現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
写真中央が島津珍彦(しまづうずひこ)だ。決して、「ちんひこ」ではない。戊辰戦争に出征する薩摩藩兵たちとともに。
 
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島津珍彦(現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
薩摩藩国父・島津久光の息子。のっぺりした顔立ちの父親に似ず、くっきり二重の大きな目のイケメン。手に持った洋傘とボーダー柄の足元が気になる。



33位:吉田清成

薩摩藩イギリス留学生
薩摩藩のイギリス留学生のひとり。吉田さんは後列右端でビシッと背筋を伸ばしている男だ。
 
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吉田清成(現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
諸外国から日本がかなり見くびられていた時代、外務省で外債募集や条約改正のために奮闘したのが吉田さん。

心労がたたったのか47歳でお亡くなりに。顔は、現代のドラマだったら5番手くらいで活躍しそうなイケメンか。ちょっと額にかかった前髪もイケメン度アップに貢献している。


32位:中岡慎太郎

中岡慎太郎(現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
盟友・坂本龍馬とともに襲撃され世を去った明治維新の立役者のひとり。真面目な表情がほとんどの幕末人物写真のなかにあって、白い歯を見せて笑う中岡の写真は異彩を放つ。なんとも魅力的な笑顔でランクイン!


31位:近藤長次郎

近藤長次郎(現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
亀山社中のメンバーのひとりで、饅頭商人の息子。やたらと刀が長いのがちょっと気になるが、ちょっとほつれた髪と寄せた眉根が男の色気をかもし出している。


30位:安藤要人

安藤要人(現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
津山藩家老。

江戸時代の日本人とは思えない鼻筋の通った高い鼻がポイント。右向きの写真は多いが左向きの写真はわりと珍しい。この角度に自信があったのかも。


29位:榎本武揚(釜次郎)

榎本武揚(現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
海軍副総裁を務め箱館戦争を戦い、維新後は新政府に招かれその能力を発揮した。

国際人らしく外国人にならって生やした口ひげがよく似合う渋いイケメン。


28位:徳川昭武

徳川昭武(現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
パリ万博に将軍名代として参加し各国を歴訪した、将軍慶喜の弟。

兄である慶喜もイケメンだが、弟の昭武もかなりの美少年。まだ幼さの残る風貌と衣冠束帯姿のアンバランスさがちょっと痛ましくもある。


27位:池田長発

池田長発(現代にも通用する幕末のイケメンランキング)
読みは「いけだながおき」。わずか27歳で34名からなる遣欧使節団の正使となり、フランスとの厳しい交渉にあたった。

どことなく渋谷系を思わせる挑発的な様子は、なめられたくない気負いからか。ちなみに、池田長発率いる使節団といえば、この写真が有名。

幕末の侍とスフィンクス(1864年、第二回遣欧使節の記念撮影)
幕末の侍とスフィンクス。
この写真は合成ではなく幕末(1864年)に撮影された本物。

フランス行く途中にエジプト経由したということで、非常に貴重な写真だ。この頃はスフィンクスがけっこう砂に埋まってるのも見逃せないポイント。

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