【これが150年前!?】幕末の浮世絵がクール過ぎて圧倒される【まさに神】

浮世絵といえば、東洲斎写楽や葛飾北斎を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、その後幕末から明治にかけて、いま見ても新しい浮世絵作品がたくさん生まれました。今回はそんなクールな浮世絵作品を紹介します。

巨大な骸骨の妖怪

相馬の古内裏(幕末の浮世絵師・歌川国芳の画)相馬の古内裏(1845年ごろ) 歌川国芳
非常に有名な1枚。描かれているのは、平将門が討ち取られたあと、その娘とされる滝夜叉姫が呼び出した骸骨の妖怪です。滝夜叉姫はこの妖怪で父亡き後、その遺志を果たそうとしました。※滝夜叉姫は伝説の人です。

作者は奇才・歌川国芳(うたがわくによし)。まずは彼の作品から紹介します。


とどめの一撃

甲越勇将伝 武田家廿四将 三討死之内 諸角豊後守昌清(幕末の浮世絵師・歌川国芳の画)甲越勇将伝 武田家廿四将 三討死之内 諸角豊後守昌清(1847年ごろ) 歌川国芳
ビカーッて漫画みたいになっています。150年前にすでにこんな表現が使われていたことに驚き。

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対決

和漢準源氏 乙女 天羅国斑足王悪狐華陽夫人顕(幕末の浮世絵師・歌川国芳の画)和漢準源氏 乙女 天羅国斑足王悪狐華陽夫人顕 歌川国芳
国芳晩年のシリーズの1枚。武者絵と妖怪画を得意とした国芳らしいダイナミックなタッチですね。


海老VS鳥

禽獣図会 大鵬 海老(幕末の浮世絵師・歌川国芳の画)禽獣図会 大鵬 海老 歌川国芳
神獣を題材にしたシリーズ『禽獣図会』(1839~41)の一枚。荒波をバックにした真っ赤な海老が飛び出さんばかりの大迫力!


VS鯉

西塔鬼若丸(幕末の浮世絵師・歌川国芳の画)西塔鬼若丸 歌川国芳
武蔵坊弁慶の若いとき。鬼若丸こと弁慶が巨大な鯉を退治したという有名なエピソード。鯉の迫力と、それを押さえつける鬼若丸の力強さ。


浮き草で挑む金魚(無謀

金魚づくし 百物語(幕末の浮世絵師・歌川国芳の画)金魚づくし 百物語(1839年頃) 歌川国芳
国芳のユーモアセンスを存分に楽しめる『金魚づくし』シリーズ全8枚のうちの一枚。普通、百物語といえば100話目が終わって100本目のろうそくが消えると化け物が現れるのですが、金魚の世界では化け物ならぬ化け猫が現れたもよう。腰を抜かす金魚、逃げようとする金魚、果敢にも浮き草の刀で立ち向かおうとする金魚…と、金魚たちのリアクションが素晴らしすぎます。


お稽古するネコ

猫のけいこ(幕末の浮世絵師・歌川国芳の画)猫のけいこ(1841年) 歌川国芳
江戸時代後期に男性たちの間で流行したお稽古事「浄瑠璃」を猫で描いた団扇絵。なんと、女のネコ師匠とネコ弟子2匹の着物の柄が猫の大好物となっている。国芳、芸が細か過ぎ。ちなみに説明すると、ネコ師匠の着物の柄は、鈴に小判、猫の足跡、目刺し。手前のネコ弟子はフカヒレ、奥のネコ弟子はタコの柄。


猫文字するネコ

猫の当字 なまず(幕末の浮世絵師・歌川国芳の画)猫の当字 なまず(1841~1843年ごろ) 歌川国芳
またまたネコ。国芳は大の猫好きでした。シリーズ『猫の当て字』のうちの一枚。「なまづ」という字を人文字ならぬ猫文字で表現。猫の表情が豊かでとってもかわいい。かなり無理な姿勢をしている猫もいるが、それもまたおもしろい。

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