松平容保
まつだいらかたもり
幕末、京都守護職をつとめる。明らかな貧乏くじであり、家臣の西郷頼母らの反対にあうが、最終的には政治的な判断ではなく、立場および心情上引き受けてしまう。配下として新撰組を率いたことでも有名。
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年表
活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。
年月日 | 年齢(人生の残り時間) | 内容 |
---|---|---|
1836年02月15日 | 0歳 (あと57年) | 松平容保、生まれる |
1862年09月24日 | 26歳 (あと31年) | 松平容保、京都守護職に任命される(文久の改革) |
1863年04月30日 | 27歳 (あと30年) | 壬生浪士組、結成 |
1863年09月30日 | 27歳 (あと30年) | 八月十八日の政変 |
1864年04月14日 | 28歳 (あと29年) | 参与会議瓦解 |
1864年08月20日 | 28歳 (あと29年) | 禁門の変(蛤御門の変) |
1893年12月05日 | 57歳 | 松平容保、死去 |
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松平容保にとくに関係の深い人物を紹介。家族や恋人、友人など。
写真
現代に遺された肖像写真(肖像画)や記念写真。ゆかりの土地や墓所・銅像などの写真も。
エピソード・逸話
教科書には載っていない興味深いエピソードの数々。
- 戊辰戦争後、松平容保は日光東照宮の宮司となり、西郷頼母は禰宜となった。
- 什の掟(じゅうのおきて)は七箇条からなり、会津藩の人材育成の指針となっている。 一、年長者の言ふことに背いてはなりませぬ 二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ 三、虚言を言ふ事はなりませぬ 四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ 五、弱い者をいぢめてはなりませぬ 六、戸外で物を食べてはなりませぬ 七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ ならぬことはならぬものです
名言・辞世の句・最後の言葉
松平容保が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。
- 「義に死すとも不義に生きず」
- 無名の会津藩士の言葉ともいわれている
- 「幾人の涙は石にそそぐともその名は世々に朽じとぞ思ふ」
- 会津戦争で戦死した藩士への追慕の歌。
子孫
※参考:『月刊歴史百科』創刊号(1980年)など
- 松平容大(まつだいらかたはる)
- 松平容保の息子(長男)。陸軍大尉。
- 松平健雄(まつだいらたけお)
- 松平容保の息子(次男)。伊佐須美神社 宮司。息子は元・福島県知事の松平勇雄。
- 山田英夫(やまだひでお)
- 松平容保の息子(三男)。伯爵・山田繁栄(山田顕義の弟)の養嗣子となる。陸軍歩兵中佐。
- 松平恒雄(まつだいらつねお)
- 松平容保の息子(六男)。政治家。初代参議院議長である。ほか外務次官、駐英大使、駐米大使、宮内大臣を歴任。息子は東京銀行会長を務めた松平一郎。
- 松平保男(まつだいらもりお)
- 松平容保の息子(七男)。海軍少将。
- 雍仁親王妃勢津子(やすひとしんのうひせつこ)
- 松平容保の孫であり、鍋島閑叟のひ孫にあたる。秩父宮雍仁親王の妃。
- 松平勇雄(まつだいらいさお)
- 松平容保の孫にあたる。元福島県知事。父は伊佐須美神社宮司・松平健雄。
- 松平一郎(まつだいらいちろう)
- 松平容保の孫にあたる。元東京銀行会長。息子は徳川宗家第18代当主の徳川恒孝。
- 徳川恒孝(とくがわつねなり)
- 徳川宗家第18代当主。島津久光の玄孫(やしゃご)、島津忠義のひ孫、鍋島閑叟の玄孫(やしゃご)、松平容保のひ孫にあたる。元日本郵船副社長、WWFジャパン会長。
- 徳川家広(とくがわいえひろ)
- 父は徳川宗家第18代当主・徳川恒孝。島津久光の来孫(らいそん)、島津忠義の玄孫(やしゃご)、鍋島閑叟の来孫(らいそん)、松平容保の玄孫(やしゃご)にあたる。翻訳家、政治・経済評論家。
- 徳川慶朝(とくがわよしとも)
- 徳川慶喜のひ孫、松平容保のひ孫にあたる。カメラマン。現在、徳川家伝来の遺跡なども写真撮影している。旧公爵徳川慶喜家の現当主。
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博物館、史跡、銅像
ゆかりの品が展示されている主な博物館や記念館。現在でも残る墓所、縁のある土地にたてられた銅像など。
- 幕末維新ミュージアム 霊山歴史館(京都府)
- 福島県立博物館(福島県)
- 白虎隊伝承史学館(福島県)
- 白虎隊記念館(福島県)
- 若松城天守閣郷土博物館(福島県)
- 松平容保の墓(福島県)
松平容保を演じた俳優
大河ドラマや映画などで、さまざまなタイプの俳優が演じています。
- 伊藤英明『白虎隊〜敗れざる者たち』(ドラマ/2013年)
- 綾野剛『八重の桜』(大河ドラマ/2013年)
- 長谷川朝晴『龍馬伝』(大河ドラマ/2010年)
- 東山紀之『白虎隊』(ドラマ/2007年)
- 筒井道隆『新選組!』(大河ドラマ/2004年)
- 畠中洋『徳川慶喜』(大河ドラマ/1998年)
- 榎木孝明『幕末純情伝』(映画/1991年)
- 若松武『翔ぶが如く』(大河ドラマ/1990年)
- 風間杜夫『奇兵隊』(ドラマ/1989年)
- 風間杜夫『白虎隊』(ドラマ/1986年)
- 小倉一郎『炎のごとく』(映画/1981年)
- 片岡秀太郎『獅子の時代』(大河ドラマ/1980年)
- 小野寺昭『花の生涯』(ドラマ/1974年)
- 山崎竜之介『新選組』(映画/1969年)
- 岩井大三郎『竜馬がゆく』(大河ドラマ/1968年)
- 中村又五郎『三姉妹』(大河ドラマ/1967年)
- 花柳武始『花の生涯』(大河ドラマ/1963年)
- 原田甲子郎『新選組血風録 近藤勇』(映画/1963年)
- 小堀明男『大東京誕生 大江戸の鐘』(映画/1958年)
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会津藩出身の志士(人物)
松平容保と同じ会津藩出身で、歴史に名を残した人物たち。
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