27歳で亡くなった幕末志士・偉人のまとめ

入江九一

いりえくいち

出身

長州藩

生年月日

1837年5月9日

没年月日

1864年8月20日

年齢

満27歳没

長州藩士。松下村塾に入門後、師である吉田松陰から高く評価され、松門四天王の一人に数えられた。（ほかは久坂玄瑞、高杉晋作、吉田稔麿）。高杉や久坂でさえ「時期尚早」と参加しなかった、師・吉田松陰の老中暗殺計画に参加するなど、師の教えを積極的に実践していた。 藩の失政を問いただすため藩主への直接嘆願を計画して入牢。釈放後は奇兵隊に参加。 最後は、久坂玄瑞とともに禁門の変に出陣。自刃した。 （続きをみる）

高杉晋作

たかすぎしんさく

出身

長州藩

生年月日

1839年9月27日

没年月日

1867年5月17日

年齢

満27歳没

長州藩士。奇兵隊を代表とする諸隊を創立。松下村塾の四天王の一人。（ほか、久坂玄瑞、吉田稔麿、入江九一）。伊藤博文が高杉晋作を評して「動けば雷電の如く発すれば風雨の如し」。その行動力と独創的なひらめきからくる戦術の才能は、幕末の志士の中でも随一。 （続きをみる）

高杉晋作の名言

『天賦のかんによって、その場その場で絵をかいてゆけばよい。』

岡田以蔵

おかだいぞう

出身

土佐藩

生年月日

1838年2月14日

没年月日

1865年6月4日

年齢

満27歳没

土佐藩の足軽。有名な幕末の四大人斬りの一人。ついた異名は「人斬り以蔵」。土佐勤王党の一員として、党首である武市半平太の政治的手助けとして、暗殺を繰り返す。最後は、捕らえられ打ち首、さらし首となる。 （続きをみる）

岡田以蔵の名言

『君が為め　尽くす心は水の泡　消えにし後は　澄みわたる空』

近藤長次郎

こんどうちょうじろう

出身

土佐藩

生年月日

1838年4月1日

没年月日

1866年2月28日

年齢

満27歳没

土佐の商家出身。饅頭屋の倅であることから、ついたあだ名は「饅頭屋長次郎」。別名は上杉宋次郎。同藩の岩崎弥太郎や坂本龍馬との親交が深い。坂本龍馬が設立した亀山社中にも参加。特に商売の才覚があり、早くから山内容堂にも認められた。さらなる飛躍を夢見て、亀山社中の資金を横流ししてまでイギリス留学を試みるが、計画が露見。仲間から追いつめられ、最後は切腹。坂本龍馬曰く、「術数有り余って至誠足らず。上杉氏（長次郎の変名上杉宋次郎のこと）身を亡ぼす所以なり」（坂本龍馬手帖摘要） （続きをみる）

新見錦

にいみにしき

出身

水戸藩

生年月日

1836年0月0日

没年月日

1863年10月25日

年齢

満27歳没

「しんみにしき」と読む可能性もある。 新選組局長（当時は壬生浪士組）。近藤勇、芹沢鴨と並ぶ地位であったが、後に副長に降格。 芹沢鴨の腹心であり、芹沢一派として乱暴狼藉を働いたとされているが、それを裏付ける記録は少ない。 本名は壬生寺の墓碑に記された田中伊織とも、水戸浪士・新家粂太郎ともいわれている。 （続きをみる）