57歳で亡くなった幕末志士・偉人のまとめ

岩倉具視

いわくらともみ

出身

朝廷

生年月日

1825年10月26日

没年月日

1883年7月20日

年齢

満57歳没

政治的剛腕を発揮して、幕末から明治はじめにかけて、日本のカタチづくりに尽力。幕末のおもな働きとしては、公武合体による朝廷権力の復活を狙った和宮降嫁の推進、奇策・大政奉還でなおも政権掌握を狙った徳川慶喜を完全に失脚させたクーデター「王政復古」での宮中工作など。 薩摩藩の大久保利通とは、明治維新の影の立役者として盟友である。 （続きをみる）

岩倉具視の名言

『成敗は天なり、死生は命なり、失敗して死すとも豈（あに）後世に恥じんや』

松平容保

まつだいらかたもり

出身

会津藩

生年月日

1836年2月15日

没年月日

1893年12月5日

年齢

満57歳没

幕末、京都守護職をつとめる。明らかな貧乏くじであり、家臣の西郷頼母らの反対にあうが、最終的には政治的な判断ではなく、立場および心情上引き受けてしまう。配下として新撰組を率いたことでも有名。 （続きをみる）

松平容保の名言

『幾人の涙は石にそそぐともその名は世々に朽じとぞ思ふ』

島津忠義

しまづただよし

出身

薩摩藩

生年月日

1840年5月22日

没年月日

1897年12月26日

年齢

満57歳没

薩摩藩最後の藩主。第12代藩主であり、島津氏第29代当主。藩内の実権は、父であり後見人にである島津久光に握られる。徳川慶喜と同様、明治維新後は多くの趣味を持つ。（写真撮影や花火作り、乗馬など）。孫に香淳皇后（昭和天皇の皇后）、つまり忠義のひ孫は今上天皇（平成天皇）である。 （続きをみる）

伊地知正治

いぢちまさはる

出身

薩摩藩

生年月日

1828年7月21日

没年月日

1886年5月23日

年齢

満57歳没

薩摩藩士。類いまれな軍略家である。西郷隆盛、曰く「伊地知先生さえいれば、薩摩の軍略は大丈夫である。」わずか700の兵で、4倍弱にあたる2500名の幕府軍を撃破した、戊辰戦争の白河口の戦いが有名。軍略の特徴は、密度のこまかさと火力絶対主義。 （続きをみる）

鳥尾小弥太

とりおこやた

出身

長州藩

生年月日

1848年1月10日

没年月日

1905年4月13日

年齢

満57歳没

長州藩士。奇兵隊に入隊。戊辰戦争では、鳥羽伏見の戦いを皮切りに、奥州各地で戦う。 （続きをみる）

吉見左膳

よしみさぜん

出身

宇和島藩

生年月日

1817年12月24日

没年月日

1875年5月30日

年齢

満57歳没

伊予国宇和島藩の家老。伊達宗城の右腕として藩政改革に取り組む。また中央政界においては、井伊直弼と伊達宗城らが対立した大政争（将軍継嗣問題）で政治工作に奔走した。 （続きをみる）

坂本権平

さかもとごんぺい

出身

土佐藩

生年月日

1814年0月0日

没年月日

1871年7月8日

年齢

満57歳没

諱は直方。坂本龍馬の実の兄。父母を幼い時に亡くしているため、21歳離れている龍馬には父のように接したと伝えられる。 龍馬の土佐藩脱藩には最後まで強く反対をしていたが、脱藩後は資金援助をするなど理解を示していた。 （続きをみる）

遠藤謹助

えんどうきんすけ

出身

長州藩

生年月日

1836年3月31日

没年月日

1893年9月13日

年齢

満57歳没

長州五傑（長州ファイブ）のひとり（ほか、伊藤博文・井上馨・井上勝・山尾庸三）。 明治維新後は、官僚として一貫して造幣局に勤める。後に造幣局長。 （続きをみる）

三条実万

さんじょうさねつむ

出身

朝廷

生年月日

1802年3月18日

没年月日

1859年10月31日

年齢

満57歳没

三条実美の父。日米修好通商条約への勅許問題では、関白・九条尚忠と対立した。 （続きをみる）

河鍋暁斎

かわなべきょうさい

出身

古河藩

生年月日

1831年5月18日

没年月日

1889年4月26日

年齢

満57歳没

幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師。海外でも高く評価されている。 自らを「画鬼」とも号した。師は歌川国芳。 （続きをみる）