高野長英の写真、名言、年表、子孫を徹底紹介

高野長英

たかのちょうえい

出身: 仙台藩
生年月日: 1804年6月12日
没年月日: 1855年12月3日
年齢: 満51歳没

仙台藩士。のち、医者・蘭学者となる。長崎留学時、シーボルトの鳴滝塾で塾頭をつとめるなど、蘭学者として当時最高の実力者であり、田原藩や紀州藩、宇和島藩などでその能力を発揮。特に、鳴滝塾同門の二宮敬作の推薦で雇われた宇和島藩では、賢候・伊達宗城のもと、海外兵法書の翻訳や兵備の洋式化に従事した。最後は、長英の行方を追っていた幕府の捕り方との格闘の最中に自害。長英は10年以上前に、幕府による洋学者の弾圧（蛮社の獄）で逮捕されていたが脱獄・逃亡をしていた。

年表

活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。

年月日	年齢（人生の残り時間）	内容
1804年06月12日	0歳（あと51年）	高野長英、生まれる
1855年12月03日	51歳	高野長英、死去

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写真

現代に遺された肖像写真（肖像画）や記念写真。ゆかりの土地や墓所・銅像などの写真も。

高野長英

エピソード・逸話

教科書には載っていない興味深いエピソードの数々。

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名言・辞世の句・最後の言葉

高野長英が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。

「学問の道は、須く（すべからく）雫の石を穿つ如くせよ」: 西洋の古語より引用。学則の最初に掲げた。

子孫

※参考：『月刊歴史百科』創刊号（1980年）など

後藤新平(ごとうしんぺい): 高野長英の甥の子にあたる。明治・大正・昭和初期の官僚・政治家。南満州鉄道初代総裁。拓殖大学の第3代学長。
椎名悦三郎(しいなえつさぶろう): 高野長英の血筋にあたる。昭和の官僚・政治家。甥は政治家・後藤新平。
鶴見和子(つるみかずこ): 高野長英の血筋にあたる。社会学者。上智大学名誉教授。父は元厚生大臣・鶴見祐輔、弟は哲学者・鶴見俊輔、祖父は南満州鉄道初代総裁・後藤新平。
鶴見俊輔(つるみしゅんすけ): 高野長英の血筋にあたる。哲学者。父は元厚生大臣・鶴見祐輔、姉は社会学者・鶴見和子、祖父は南満州鉄道初代総裁・後藤新平。
佐野碩(さのせき): 高野長英の血筋にあたる。演出家・作詞家・社会主義運動家。メキシコで演劇者を育成し「メキシコ演劇の父」と称される。従兄弟に社会学者・鶴見和子と哲学者・鶴見俊輔、祖父は南満州鉄道初代総裁・後藤新平。

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