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鮭さんも逃げてっ!

今度は鮭。シリーズ『肉筆画帖』のうちの一枚。
北斎の虹

こちらも『肉筆画帖』のなかの1枚。美しい声で鳴きながら空を飛ぶほととびすの頭上には美しい虹がかかっています。パステルカラーの美しさよ……。
いまだ世界を魅了するグレートウェーブ

おそらく歴史上もっとも有名な日本画。海外では「グレートウェーブ」という名称で愛されています。葛飾北斎が遺した数多くの傑作のひとつです。
北斎「イベントやるから来てね!」

1817年、北斎は名古屋に滞在中、本願寺別院で120畳敷きの巨大な紙に即興で達磨を描き名古屋の人の度肝を抜きました。これはそのイベントを予告するチラシ。ちなみに巨大達磨の絵そのものは残念ながら戦災でなくなってしまい、今ではこのチラシだけが残っています。北斎という人はエンターティナーでもあったようです。
劇画かよ!

釈迦の生涯を描いた全6巻からなる伝記。挿絵を北斎が担当しているのですが、とにかくダイナミックな構図とこれでもかと描き込まれた描線がすごい。挿絵からたちのぼる凄みに圧倒されます。
あいかわらず鳳凰の迫力がすごい


天井絵とは別の画ですが、こちらも圧倒的な迫力。これが180年近い前の作品ということに言葉が出ません。ぜひ拡大してみてください。(上の画像をクリック)
ただのスイカなのに妙に妖しい

スイカのしっとりかつ赤々とした断面と、らせん状の剥かれた皮。じっとみていると、ただのスイカなのですが様々想像力がかき立てられます。
なんともオシャレ

鋭い観察眼を持つ北斎は花鳥図も得意としており海外での評価も非常に高いです。この「鶺鴒と藤」もいいですね~。なんかシャレてます。お菓子のパッケージとかにも使えそうです。
こちらもオシャレ

繊細に描かれた牡丹の花と葉が風にあおられています。羽根を懸命に羽ばたかせる蝶々の健気さよ。それにしても本当に江戸時代のおじいちゃんの描いたものなのか?と疑いたくなるモダンさです。
空海VS疫神

弘法大師と真言宗の開祖・空海が疫神を調伏しています。とんでもない迫力。西新井大師の寺宝です。
月と虎

月を見上げる虎の表情がなんともいえません。うっとりしてるようでもあり、何かを寂しく想っているようでもあります。