梅田雲浜の写真、名言、年表、子孫を徹底紹介

梅田雲浜

うめだうんぴん

出身: 小浜藩
生年月日: 1815年7月13日
没年月日: 1859年10月9日
年齢: 満44歳没

通称は源次郎。号は雲浜、湖南。小浜藩士時代、藩主・酒井忠義に海防策を建言したところ、藩政批判ととられ藩籍を剥奪される。その後、浪人として各地を遊説してまわり、尊王攘夷派の思想的指導者となっていく。当時の江戸の実権を握っていたのは井伊直弼であり、朝廷を無視して諸外国との外交を進めていたが、そのやり方に強い危機感をおぼえた梅田雲浜は井伊政権打倒を画策。雄藩である水戸藩に幕政改革を求める密勅（戊午の密勅）を降下させることに成功するのだが、これが結果的に井伊直弼の態度を硬直化させる。最悪の弾圧行為として後世に知られる安政の大獄を引き起こしてしまい、梅田雲浜も捕らえられてしまう。いかなる拷問にも口を割ることはないまま、1859年獄死。

年表

活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。

年月日	年齢（人生の残り時間）	内容
1815年07月13日	0歳（あと44年）	梅田雲浜、生まれる
1858年09月13日	43歳（あと1年）	戊午の密勅（朝廷から水戸藩に勅書が送られる）
1858年10月13日	43歳（翌年）	【安政の大獄】梅田雲浜、京都で捕縛
1859年10月09日	44歳	梅田雲浜、死去

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梅田雲浜にとくに関係の深い人物を紹介。家族や恋人、友人など。

[暗殺/処刑の首謀者(実行者)] 井伊直弼

安政の大獄による

同い年

写真

現代に遺された肖像写真（肖像画）や記念写真。ゆかりの土地や墓所・銅像などの写真も。

梅田雲浜

エピソード・逸話

教科書には載っていない興味深いエピソードの数々。

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名言・辞世の句・最後の言葉

梅田雲浜が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。

「君が代を　おもふ心の　一筋に　我が身ありとも　思はざりけり」辞世の句・最後の言葉

子孫

※参考：『月刊歴史百科』創刊号（1980年）など

: 梅田雲濱子孫は奈良と京都にいらっしゃいます。京都の方は、旦那さんが雲濱研究家で京都維新を語る会顧問で、相当の資料があります。
: 奈良に雲濱の五代目さん(元大阪芸大教授)がいらっしゃいます。京都の方は、雲濱の弟矢部家の縁戚です。奈良のご子孫は、「雲濱入門」(和歌山ウイング出版)を雲濱生誕200年記念にだされています。お薦めです。
: 五代目になる元大阪芸大教授の雲濱御子孫がおられ、本も出されました。勤王志士・梅田雲濱入門(2014) 京都の方は、どうやら雲濱の次弟の矢部の家系で、その配偶者が雲濱を調べているだけですね。

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