横井小楠の写真、名言、年表、子孫を徹底紹介

横井小楠

よこいしょうなん

出身: 熊本藩
生年月日: 1809年9月22日
没年月日: 1869年2月15日
年齢: 満59歳没

熊本藩士。のち、松平春嶽の政治顧問として、福井藩の藩政改革に取り組む。その実績を買われ、幕政改革にも携わる。幕政改革の道筋を示した「国是七条」を建議するなど、国家構想といった大きな絵柄を描くことの出来る幕末随一のプランナー。坂本龍馬が師匠と仰いでいたことでも知られる。

年表

活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。

年月日	年齢（人生の残り時間）	内容
1809年09月22日	0歳（あと59年）	横井小楠、生まれる
1843年00月00日	33歳（あと26年）	横井小楠、私塾を開く。（後の小楠堂）
1862年07月00日	52歳（あと6年）	横井小楠、幕政改革の方針を「国是七条」として建議
1869年02月15日	59歳	横井小楠、死去

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横井小楠にとくに関係の深い人物を紹介。家族や恋人、友人など。

[弟子] 由利公正

福井藩に招かれていた小楠から財政学を学ぶ。福井藩の財政を再建したことで知られる

20歳年下
[その他] 松平春嶽

第16代越前福井藩主。幕末四賢侯のひとり。横井小楠の才に惚れ政治顧問として招く。

19歳年下

写真

現代に遺された肖像写真（肖像画）や記念写真。ゆかりの土地や墓所・銅像などの写真も。

横井小楠

エピソード・逸話

教科書には載っていない興味深いエピソードの数々。

勝海舟、曰く「俺はいままでに天下で恐ろしい人物を二人見た。それは横井小楠と西郷南州だ。〜横井の思想を西郷の手で行われたら敵うものはあるまい。」「横井小楠は他人には悟られない人物で、その臨機応変は只者でなく、どんなときも凝滞がない。つまり｢活理｣というものがあった。」
徳川慶喜、曰く「（横井小楠は）非常の人傑に、感服した。至難と思われる事柄を質問したが、渋滞することなく返答があり、私が思っているより数層立ち上った意見だった。」

名言・辞世の句・最後の言葉

横井小楠が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。

「書籍や本は、なにも一句一文字の解釈のために価値があるのではない。なによりも著者と心がひとつにならなければならない。」: 原文は「書簡何ぞ須く句解の為にある。」。横井小楠の自作の漢詩より。
「人必死の地に入れば、心必ず決す。」: 絶体絶命の状況になれば、すべてのことが決断できる。
「政治は、万民のためを判断基準とする王道を歩むべきで、権謀術数による覇道を排すべきだ」

子孫

※参考：『月刊歴史百科』創刊号（1980年）など

横井和子(よこいかずこ): 横井小楠のひ孫にあたる。ピアニストおよびピアノ教育者。京都市立芸術大学教授。

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