福田勝洋の幕末時代劇出演歴

幕末関連の出演作品

福田勝洋の幕末時代劇 出演歴

1990年『翔ぶが如く』出演

大河ドラマ第28作。西郷隆盛と大久保利通の友情と対立を描くために、大河ドラマ初の2部構成を採用。若者の友情から政争まで、まさに大河とよぶにふさわしい骨太な仕上がりとなっている。

吉井友実役

薩摩藩士。のち、吉井幸輔。島津斉彬のもと、若手改革派として、藩政改革で活躍。また鳥羽伏見の戦いでも多大な功績をあげた。維新後は、日本鉄道の社長などをつとめる。

1982年『幕末青春グラフィティ 坂本竜馬』出演

脚本の片山蒼とは俳優・武田鉄矢である。ジェームス三木を脚本アドバイザーに迎えながら、大の坂本龍馬ファンである武田鉄矢は脚本を完成させた。坂本龍馬役も武田鉄矢がつとめ、タイトルにあるとおり青春群像を描いている。また、全編にわたりBGMにビートルズが使われたことも話題をよんだ。 ラストの坂本龍馬暗殺シーンでジョン・レノンの「イマジン」を使用したことは有名。

近藤長次郎役

土佐の商家出身。饅頭屋の倅であることから、ついたあだ名は「饅頭屋長次郎」。別名は上杉宋次郎。同藩の岩崎弥太郎や坂本龍馬との親交が深い。坂本龍馬が設立した亀山社中にも参加。特に商売の才覚があり、早くから山内容堂にも認められた。さらなる飛躍を夢見て、亀山社中の資金を横流ししてまでイギリス留学を試みるが、計画が露見。仲間から追いつめられ、最後は切腹。坂本龍馬曰く、「術数有り余って至誠足らず。上杉氏（長次郎の変名上杉宋次郎のこと）身を亡ぼす所以なり」（坂本龍馬手帖摘要）