60歳で亡くなった幕末志士・偉人のまとめ

徳川斉昭

とくがわなりあき

出身

水戸藩

生年月日

1800年4月4日

没年月日

1860年9月29日

年齢

満60歳没

水戸藩藩主。徳川慶喜の実父。藩政改革に成功した名君。また、徳川斉昭みずからがプランニングし造設した偕楽園は、いまでも梅の公園として名高く、日本三名園にかぞえられている（ほか、金沢の兼六園、岡山の後楽園）。 （続きをみる）

徳川家慶

とくがわいえよし

出身

徳川幕府

生年月日

1793年6月22日

没年月日

1853年7月27日

年齢

満60歳没

江戸幕府第12代征夷大将軍。当時、洪水や冷害による50年に一度の大飢饉（天保の大飢饉）が起こり、対外的にも阿片戦争やモリソン号事件で各国の緊張が高まるなど、国内外が混乱に陥っているときに、44歳と高齢で将軍就任。 就任当初は父である徳川家斉が大御所として実権を握っていたため、社会の混乱を尻目にさしたる施策を打つことは出来なかった。 しかし、徳川家斉の死後は老中首座・水野忠邦に命じて幕政改革を断行。人材刷新・綱紀粛正・経済再建・軍政改革と、規模の大きな改革を次々と行う。この一連の改革こそ、いわゆる江戸の三大改革のひとつ、天保の改革である。 天保の改革は非常に大規模かつスピードの速い改... （続きをみる）

箕作秋坪

みつくりしゅうへい

出身

津山藩

生年月日

1826年1月15日

没年月日

1886年12月3日

年齢

満60歳没

教育家、啓蒙思想家である。 箕作阮甫の弟子となり、次いで緒方洪庵が開いた適塾にて学ぶ。このあと箕作阮甫の娘と結婚して婿養子となる。 幕末から明治にかけて、教育家として、蕃書調所（東京大学の前身）の教授手伝、三叉学舎や専修学校（専修大学の前身）を開設。また、啓蒙思想家としても明六社に参加している。 （続きをみる）

寺島宗則

てらしまむねのり

出身

薩摩藩

生年月日

1832年6月21日

没年月日

1893年6月6日

年齢

満60歳没

元は松木弘安を名乗る。 幕末は、伊東玄朴や川本幸民らから蘭学を学び、薩摩藩主・島津斉彬の侍医を務めていた。 明治維新後は政治家として、電気通信の重要性を政府に説きその発展に大きな役割を果たしたことから、日本の「電気通信の父」と呼ばれている。第4代外務卿。 （続きをみる）

広沢富次郎

ひろさわとみじろう

出身

会津藩

生年月日

1830年2月24日

没年月日

1891年2月5日

年齢

満60歳没

会津藩士。本名は広沢安任。 藩主・松平容保が京都守護職に任命されると、広沢富次郎は京都の情勢把握のために先行して上京。その後も公用方として、公家や新選組との調整役として立ちまわった。 明治になってからは、畜産・酪農に生涯をささげ、現在の青森県三沢市あたりに洋式牧場「開牧社」をひらいた。開牧社ではかつての仲間であった会津藩士を積極的に雇用したことでも知られる。 （続きをみる）