53歳で亡くなった幕末志士・偉人のまとめ

三条実美

さんじょうさねとみ

出身

朝廷

生年月日

1837年3月13日

没年月日

1891年2月18日

年齢

満53歳没

公卿であり政治家。明治政府の太政官では最高官の太政大臣を務めた。明治6年（1837年）の征韓論では、西郷隆盛を中心とする征韓派と大久保利通・岩倉具視を中心とする征韓反対派の板挟みにあい、難渋する。 （続きをみる）

陸奥宗光

むつむねみつ

出身

和歌山藩

生年月日

1844年8月20日

没年月日

1897年8月24日

年齢

満53歳没

和歌山藩士。明治維新後、外務大臣として不平等条約の改正のため、辣腕を振るう。ついた異名は「カミソリ大臣」。神戸海軍操練所から坂本龍馬の海援隊に加わり、外交感覚に磨きをかける。坂本龍馬、曰く「（刀を）二本差さなくても食っていけるのは、俺と陸奥だけだ」 （続きをみる）

陸奥宗光の名言

『勝者を過褒（かほう／過大評価）し、敗者を過貶（かへん／過小評価）するは誠に人情の弱点なり。』

牧野忠恭

まきのただゆき

出身

長岡藩

生年月日

1824年10月22日

没年月日

1878年9月1日

年齢

満53歳没

長岡藩の第11代藩主。京都所司代をつとめる（1862-63年。桑名藩・松平定敬の2代前）。所司代辞職後は老中を拝命するが、翌年辞職。いずれも長く務めることはなかったが、これは政情不安定な時局において、藩内政に注力すべきとの家臣・河合継之助の進言によるものである。北越戦争前に忠訓に家督を譲った。 （続きをみる）

堀田正睦

ほったまさよし

出身

佐倉藩

生年月日

1810年8月30日

没年月日

1864年4月26日

年齢

満53歳没

佐倉藩第5代藩主。老中（首座）である。 （続きをみる）

佐久間象山

さくましょうざん

出身

松代藩

生年月日

1811年3月22日

没年月日

1864年8月12日

年齢

満53歳没

さくまぞうざんとも読む。思想家および教育者として、勝海舟や吉田松陰に大きな影響を与えた。 若い頃は朱子学を学んでいたが、藩主・真田幸貫の命令により洋学研究の担当となる。佐久間象山は西洋兵学を入り口に、西洋学問の第一人者となり日本初の指示電信機による電信を行ったほか、ガラスの製造や地震予知器の開発まで成功させる。 ペリー来航時は攘夷論を主張していたが、のちに和親開国論者に立場をかえる。 その後、幕府の命令により上洛。当時上洛していた徳川慶喜に公武合体と開国の必要性を説くことになるのだが、これにより京都に潜伏していた尊王攘夷派に目をつけられることとなる。 1864年8月、幕末四大人斬... （続きをみる）

佐久間象山の名言

『天下の大計を知らず、国の財用を費やし、以てこの無益の務をなすは、そもそも何ぞや』

月岡芳年

つきおかよしとし

出身

徳川幕府

生年月日

1839年4月30日

没年月日

1892年6月9日

年齢

満53歳没

「最後の浮世絵師」と呼ばれる、幕末に明治にかけて活躍した浮世絵師。 歌川国芳を師として腕を磨き、歴史絵、美人画、役者絵、風俗画、古典画、合戦絵など多様なジャンルの作品を遺した。 特に無惨絵については、その衝撃度から「血まみれ芳年」の異名でも呼ばれるほどであり、江戸川乱歩や三島由紀夫なども芳年の作品を愛していた。 画号は、一魁斎芳年（いっかいさい よしとし）、魁斎（かいさい）、玉桜楼（ぎょくおうろう）、咀華亭（そかてい）、子英、大蘇芳年（たいそ よしとし）を用いた。本名は吉岡米次郎（のち、月岡米次郎）。 （続きをみる）